うる星やつら めぞん一刻
OVA版&劇場版 めぞん一刻 解説
■OVA版めぞん一刻
オリジナル・ビデオ・アニメーションの略
劇場公開やTV放送ではなく、ソフト販売を一次使用とするリリース形式のことである。
「うる星やつら」と異なり、ほぼ全巻(全話)がアニメ化されたためOVAの数は多くない。
*うる星やつらは1〜29巻までしかアニメ化されていない。そのためOVA作品が多い。
映画化された作品も1本と「うる星やつら」には劣るものの、作品の質は高くなっている。
■めぞん一刻 番外編+総集編【OVA】
番外編:一刻島ナンパ始末記
総集編:『移りゆく季節の中で』
以上の2話が収録されている。
一刻島ナンパ始末記は原作6巻の巻末の話をアニメ化したものである。
お馴染みの一刻館メンバーで海をエンジョイするが待ち受けていたものとは!?
結末はぜひ自分の目で見てください(^−^)
総集編:『移りゆく季節の中で』はTV版めぞん一刻の名場面を総編集したものです。
90分間があっという間に過ぎ去ってしまうほど完成度が高いです。
めぞん一刻好きのファンならこのDVDを買っておいて損はないでしょう。
■プレリュードめぞん一刻 めぐる春の桜のように
五代君と出会う前の響子さんの視点で再構成した企画盤。
原作でも謎が多かった惣一郎さんが多く出現したりと非常に貴重な場面が収録されている
LDでしか出回っていないので、かなり貴重な品であったりします。
ぜひこれもDVD化されて欲しい作品です。
■劇場版 めぞん一刻 完結編
「めぞん一刻 完結編」のタイトルで1988年に映画化された。
作画、キャラクターデザインが意図的に劇画調のタッチとなっている。
そのため、作画に関しては原作ファンからは苦情があったりと賛否が分かれている。
「完結篇」と銘打ってはいるが、テレビアニメ版で五代と八神の関係の決着が
はっきり描かれなかったこと以外は完全な結末を迎えているため、
原作やアニメで触れられなかった、五代と八神の関係がどう決着したかに
スポットを当てた番外編、外伝的な作品に仕上がっている。
同時上映である「うる星やつら 完結編」の方が話題性が高く、本作はむしろおまけ的な役割であった